「うちのローン、大丈夫かな」その不安、実はみんな同じかもしれません
最近、こんなことを考えたりしませんか。
「食費も光熱費も上がってるし、そういえば今月のローン返済額、ちょっと増えてなかったっけ」
「このまま金利が上がり続けたら、うちの家計どうなるんだろう」

実はこれ、あなただけの悩みではありません。GMO TECH株式会社が住宅ローンを返済中の持ち家オーナー1,014人に聞いた調査(※)でも、ほとんどの人が同じようなモヤモヤを抱えていることがわかりました。
今回は、そのアンケート結果を手がかりに、「みんな実際どう感じているのか」「マンションと戸建てで何が違うのか」を、住まいの相談窓口の目線でかみくだいてご紹介します。難しい数字の話は最小限に、「へえ、そうなんだ」と思ってもらえるようにまとめてみました。
まず結論:不安を感じているのは、あなただけじゃない
調査では、家計への不安を「感じる」と答えた人が 86.8%。実に10人中9人近くが、多かれ少なかれ不安を抱えているという結果でした。
「みんな平気そうにしてるのに、うちだけ苦しいのかな」と感じている方がいたら、まずお伝えしたいのはこれです。むしろ不安を感じていない方が少数派、というのが今の実情のようです。
負担増を感じる支出のトップ3はこちら。
1. 食費(59.4%)
2. 光熱費(45.0%)
3. 住宅ローンの返済(44.6%)
食費や光熱費は「節約でなんとかできるかも」と思える部分がありますが、ローンの返済額は自分でコントロールしにくいだけに、じわじわとくる不安の正体はここにあるのかもしれません。
「返済額、これからも上がる?」が一番の気がかり
金利上昇について聞いた設問では、こんな声が多く集まりました。
– これから返済額が増えないか不安:31.2%
– すでに返済額が上がった:27.8%
– 総返済額が増えそうで不安:21.3%
面白いのは、「すでに上がった」人(27.8%)よりも「これから上がるかも」という予感への不安(31.2%)の方が上回っている点です。つまり、実際の負担そのものより「先が見えないこと」への不安の方が大きいとも言えそうです。
これは住まいの相談でもよく聞く話で、「今の金利がいくらで、返済額がどう変わるか」を一度シミュレーションしてみるだけで、気持ちがぐっと楽になったという方は少なくありません。漠然とした不安は、数字にしてみると意外と対処できることが多いものです。
マンション派は「身軽」、戸建て派は「腰を据える」傾向
「これからの住まい、どうする?」という質問では、マンション所有者と戸建て所有者で、ちょっと面白い違いが出ました。
数年以内に売却・住み替えを検討したい・・・マンション所有者12%/戸建て所有者6%
当面は今の住まいに住み続ける・・・マンション所有者約3割/戸建て所有者4割以上
マンション所有者は「ライフスタイルの変化に合わせて動く」ことに前向きで、戸建て所有者は「腰を据えて住み続ける」意向が強いようです。どちらが正解というわけではなく、住まいの特性や暮らし方の違いが表れた結果と言えそうです。
見落としがちな盲点:「自分の家、いくらで売れるか」を知っていますか?
ここが今回のデータで、個人的に一番「なるほど」と思ったポイントです。
「今の相場なら、買った時より高く売れる」と答えた人は、マンション所有者で4割以上、戸建て所有者で約2割。ここにも差がありますが、もっと驚くのは「売却相場をどれくらい把握しているか」という質問への回答です。
– マンション所有者:54.0%が「ある程度以上、把握している」
– 戸建て所有者:27.5%にとどまり、47.8%は「まったく把握していない」
つまり戸建てにお住まいの方の約7割(72.5%)が、自分の家が今いくらで売れるのか、ほぼ把握できていないということになります。
これは裏を返せば、「知るだけで一歩前に進める人がとても多い」ということでもあります。売る予定がなくても、自分の家の今の価値を知っておくことは、いざという時の選択肢を増やす「保険」のようなものです。ローンの見直し、住み替え、あるいは「やっぱり今のままでいい」という判断も、相場を知った上でこそ納得感を持って選べます。
※調査概要:GMO TECH株式会社が実施した「物価高・金利上昇下における家計意識と住まいの見直し」に関する調査(住宅ローンを返済中の持ち家居住者1,014人が対象)
調査結果発表元:GMO TECH株式会社(https://gmotech.jp/)
今回の調査から見えてきたのは、こんな景色でした。
- 物価高・金利上昇のなか、ほとんどの人が家計に不安を感じている(相談していいんです、みんな同じです)
- 金利への不安は「今すでに」より「これから」への漠然とした不安が大きい(→ シミュレーションで解消できることも)
- マンション・戸建てともに、住まいの資産価値や売却相場を意外と把握していない人が多い(特に戸建て所有者)
家計の不安は、なんとなく我慢して抱え込んでしまいがちです。でも、返済額のシミュレーションをしてみる、今の家の相場を調べてみる、といった小さな一歩が、モヤモヤをぐっと軽くしてくれることがあります。
「うちの場合はどうなんだろう」と気になった方は、ぜひ気軽にご相談ください。数字を一緒に整理するだけでも、見える景色が変わってくるはずです。
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