GX志向型住宅とは?
― これからの時代に選ばれる「環境と家計にやさしい家」
最近よく耳にする「GX志向型住宅」。
補助金の話題と一緒に見かけることも多く、「結局どんな家なの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
GX志向型住宅とは、環境への負担を抑えながら、快適で無理のない暮らしを続けられることを目指した次世代型の住宅です。
GXとは「環境を軸にした社会の変化」
GXは「グリーントランスフォーメーション」の略。
エネルギーや資源の使い方を見直し、環境に配慮した形へ社会全体を変えていこうという考え方です。
住宅分野でもこの流れは進んでおり、
「たくさん使って、たくさん消費する家」から「できるだけ使わず、賢く暮らす家」へ
という方向にシフトしています。
GX志向型住宅は、その流れを住宅性能で具体化したものです。
GX志向型住宅に求められる4つのポイント
GX志向型住宅として認められるためには、次の4つを満たす必要があります。
① とても高い断熱性能
断熱等性能等級は「6以上」が必須。
外の暑さ・寒さの影響を受けにくく、室内の温度を安定させることで、冷暖房に頼りすぎない暮らしが可能になります。
② 住宅そのものの省エネ性能が高い
太陽光発電を設置する前の段階で、
エネルギーの使用量を35%以上削減できていることが条件です。
これは従来のZEHなどの基準(20%削減)よりも、かなり厳しい数値です。
③ 再生可能エネルギーも含めてエネルギー収支ゼロ以上
太陽光発電などを含めた場合、
使うエネルギー以上のエネルギーをつくる家であることが求められます。
地域条件によっては、基準が一部緩和されるケースもあります。
④ エネルギーを「見える化」する仕組み
HEMS(家庭用エネルギー管理システム)の導入が必須。
電気の使い方を把握し、無駄を減らすことで、さらなる省エネにつなげます。
ZEH・長期優良住宅との違いは?
GX志向型住宅は、ZEHや長期優良住宅よりも
一段階上の省エネ性能・断熱性能 が求められます。
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断熱等級はZEH・長期優良住宅が「5以上」に対し、GXは「6以上」
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エネルギー削減率はZEH・長期優良住宅が「20%以上」、GXは「35%以上」
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HEMSはGXのみ必須
GX志向型住宅のメリット
GX志向型住宅の魅力は、性能の高さだけではありません。
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冷暖房費を抑えられ、光熱費の負担が軽くなる
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CO₂排出を抑え、環境に配慮した暮らしができる
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太陽光発電などにより、停電時の安心感が高まる
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補助金を活用でき、初期費用の負担を軽減できる
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高性能住宅として将来的な資産価値も期待できる
「建てた後の暮らし」を重視した住宅 と言えるでしょう。
関連動画①
GX志向型住宅は、
✔ 高い断熱性
✔ 優れた省エネ性能
✔ 再生可能エネルギーの活用
を組み合わせた、これからの時代に合った住まいです。
初期費用だけを見ると高く感じるかもしれませんが、
光熱費の削減や補助金、将来の資産価値まで含めて考えると、
長い目で見て納得しやすい選択肢 と言えるでしょう。
これから家づくりを考えるなら、
「今だけでなく、10年後・20年後も安心して暮らせるか?」
そんな視点でGX志向型住宅を検討してみるのもおすすめです。
気になることがあれば